制度理解 × 利用シミュレーション

小多機・看多機の1ヶ月の使い方シミュレーション|通い〇回・泊まり〇回でこんな生活に

📅 2026年7月31日 ⏱ 約8分で読める 社会福祉法人 奉優会

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この記事の結論 小規模多機能・看護小規模多機能は月額定額制のため、「通いを何回、泊まりを何回使うと、どんな生活になるのか」がイメージしにくいという声が多くあります。3つの家庭のシミュレーション例を通じて、月額定額制ならではの柔軟な使い方の具体像を紹介します。
この記事でわかること

月額定額制とはどういう仕組み?

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小多機・看多機は、要介護度に応じて月額の利用料金が定額で設定されており、その範囲内であれば、通い・泊まり・訪問の回数を状況に応じて柔軟に組み合わせて利用できます。デイサービスのように「1回利用するごとに追加費用がかかる」という仕組みとは異なり、「今月は通いを多めに、来月は泊まりを増やす」といった調整がしやすいのが特徴です。

POINT 月額定額制のため、体調が安定していて通いの回数が少ない月でも、料金が大きく変わることはありません(一部、訪問看護の実施回数などにより加算がある場合があります)。正確な料金は契約する事業所に確認しましょう。

ケース1:日中独居の見守りが中心の場合

同居家族が日中仕事に出ている、要介護2の方のケースです。

利用内容頻度の目安
通い(食事・入浴・機能訓練)週4〜5回
訪問(安否確認・服薬確認)週1〜2回
泊まり基本的には利用せず、家族の急用時のみ

日中の見守りニーズが中心のため、通いを多めに設定し、家族が対応できない緊急時のために泊まりの枠を残しておく、という使い方です。

ケース2:家族の介護負担軽減が中心の場合

同居する家族が主介護者で、心身の負担軽減を重視したい、要介護3の方のケースです。

利用内容頻度の目安
通い(食事・入浴・機能訓練)週3回
泊まり(家族のレスパイト目的)月4〜6泊程度
訪問週1回程度

定期的に泊まりを組み込むことで、家族が休息を取れる時間を計画的に確保する使い方です。

ケース3:医療的なケアが必要な場合(看多機)

退院直後で、医療的な観察が必要な要介護4の方のケースです(看多機の利用例)。

利用内容頻度の目安
通い週3回
訪問看護週2〜3回
泊まり体調に応じて随時(不安定な時期は増やす)

退院直後の不安定な時期は泊まりや訪問看護を多めに設定し、状態が落ち着いてきたら徐々に通い中心に切り替えていく、といった柔軟な調整が可能です。

費用感について 月額定額の具体的な金額は要介護度によって異なり、要介護度が高いほど高くなります。正確な金額は契約を検討している事業所やケアマネジャーに確認しましょう。

シミュレーションを相談する際のポイント

実際の利用計画は、ケアマネジャーと相談しながら、本人の状態や家族の状況に合わせて個別に組み立てていきます。相談の際は、「平日は通い中心にしたい」「月に何回か泊まりで休息を取りたい」など、家族としての希望を具体的に伝えることで、より実情に合ったプランを提案してもらいやすくなります。

知っておきたいこと 一度決めたプランも、状態や状況の変化に応じて見直すことができます。「最初に決めた通りにしなければならない」ということはないので、実際に利用しながら微調整していくのが一般的です。

まとめ

  1. 小多機・看多機は月額定額制で、通い・泊まり・訪問を柔軟に組み合わせられる
  2. 見守り中心、家族の負担軽減中心など、目的によって組み合わせ方は変わる
  3. 看多機では、体調の変化に応じて訪問看護や泊まりの頻度を調整できる
  4. 実際のプランはケアマネジャーと相談しながら決め、利用後も見直しが可能

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